「年祝い」はベアレン式で!

こんにちは!本日も「ベア活!」をお読みいただきまして、ありがとうございます。すっかりと日が暮れるのも早くなり、秋色めいてきました…というより冬に近づいてきた、と言った方がいいでしょうか?皆さんは「食欲の秋」にちなんで何か秋らしい食べ物は食べましたか?私は岩手県で採れるぶどうにハマり、大粒を口いっぱいに頬張りながら岩手のほんのひと時の秋を楽しんでいます。秋の食材が食卓に上がるこの時期は、ぜひ「ベアレン パンプキンエール」を一緒にお楽しみいただきたいです^^

さて、今回は我らがチーム、「笑熊会(わらっくまかい)」からの話題です。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、笑熊会は社内のイベントや出産、年祝い、誕生日などのイベントを企画・運営するチームです。
ところで、皆さんは岩手県の「年祝い」についてはご存知ですか?それはそれはなんともユニーク。厄年を迎える年男・年女の年祝いにはちょっとした儀式があるのですが、それには以下のものを用意してお祝いします。それぞれの品にはその「いわれ」もあるので、あわせてご紹介します。

★年祝いの際に準備するもの★
からたち・・・いばらの道を乗り越えて
大根・・・大地に大きく根をはって
白菜・・・百歳までも
梅干し・・・失敗(酸っぱい)しないように
豆・・・豆で達者で
枡・・・ますます繁盛
亀の子たわし・・・鶴は千年、亀は万年の故事にならい

ちょっとダジャレの要素もありますが、これらのものを用意して、それぞれを食べたり、体を亀の子たわしでこすられたりして厄払いをするのが岩手で知られる年祝いです。

実は毎年ベアレンでは年祝いを実施していますが、昨年、該当した2名の年祝いには、もっとベアレンらしい楽しくて盛り上がる要素を取り入れたいね、ということになりました。上記の品々にくわえて、モルトカスで作った特製のペーストを体に塗って、それを「たわし」でこすり落とすなど、ビールメーカーならではの年祝いで盛り上がりました。そして今年は、数え年で42歳を迎えるビアベースベアレン盛岡駅前店長の町屋(まちや)が該当するため、私ともうすぐ20歳を迎える製造部の石田とで、年祝いを決行しに駅前店に行ってきました♪

本来であれば、上記のようにスタッフみんなでお祝いをするのですが、今回はコロナウイルスによる影響で簡易的にお祝いすることに…。上記の品々の中から「豆」にまつわるものとして、菜園のシェフにお願いして作ってもらった、ピーナッツの特製ケーキを用意。そして前回の年祝いではオリジナルのTシャツを作成したということもあり、今年は町屋が大好きな「松屋」をモチーフに、彼の愛する「牛焼肉丼定食」、「家族」の文字を載せて、Tシャツを作成しました。

大きな口で特製ケーキをガブリっ!!

そして忘れてはいけない、ベアレン名物の「巨大たわし」。これで厄が落ちるようにと厄年の人の体をこすって清め(?)ます。もちろん痛いのは承知の上。しかしながらこれも一つの大事な儀式ですので、石田が躊躇なく町屋の華奢な体を、手のひら二つ分もあるたわしでゴシゴシゴシ…。あっという間に皮膚が真っ赤、見るからに痛そうな状態になりながらも、今年一年の無事を願って、ベアレンらしいユニークな年祝いを施すことができたと自負しています。

今回は残念ながらスタッフ総出での年祝には至りませんでしたが、これからも年祝いはベアレンらしい、楽しくてサプライズ要素のあるものがいいな、と思っています。特に「厄年」となるといい印象はないですし、私も自分が厄年の時はわざわざ神社で厄払いをしてもらいました。
ですが、ベアレンスタッフの明るさと元気と「たわし」があれば、なんだか厄もどこかに吹っ飛んでいきそうな気がします(笑)。なんだか厄年の当人よりも、周りが楽しんでいる気もしますが、皆さんもユニークな年祝い、体験してみてはいかがですか?

ベアレンらしさあふれる、そんな年祝いのご紹介でした♪

Written by Nanako K

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